カールツァイスバードステーションでのヤングバーダークラブの土曜の朝

午前4時45分、時計のアラームが鳴り響きました。土曜の朝は、ゆっくり寝るものと思っていますか?いやいや、ヤングバーダークラブのみんなと渡り鳥を見に行く時でしょう!私たちは太陽が上る前に、すべての渡り鳥の数を数え始めるので、午前7時30分にはヴェーデル港に集合します。その港は、エルベ川という最も狭い川に繋がっており、渡り鳥たちが南へ旅立つ前に集まり、時間を過ごす場所です。この土曜日から、南西からの強い風を伴った雲が広がってきました。通常、向かい風の時には飛ばないので、この環境は渡るのにあまり良いコンディションではありません。しかしこうした天候にも関わらず、若いバーダーたちの小さなグループが港に集まりました。

そして、その甲斐があったのです!強い風が吹いていましたが、大きな渡り鳥の群れが現れ、数秒ごとに南に向かってエルベ川を渡って行きました。今日の最多記録はズアオアトリで、3時間以内に21,500羽以上が川を渡って行きました。ただ、同じアトリ科のフィンチの大群がいる時は、観察に注意が必要です。ズアオアトリの間に、アトリとシメも混じっているのです。野鳥観察をする時、一つ一つの種を見ることは、ある種の特別なスキルを要します。地上でそれぞれ別な姿を見せていた種が、頭上を飛んだ時に、ほとんど同じ姿を見せるのです。彼らの鳴き声と飛んでいるシルエットによってのみ、それぞれの種を見分けることができるのです。

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実績を上げている2つの鳥に関する研究に着目

副担当がサインした事項: 2017年10月9日に、NABUの事務局次長アンゲリカ・リヒター氏とカールツァイス社カスタマーオプティクスの代表ヨルク・シュミッツの両名は、ヴェッツラーにてNABUとカールツァイススポーツオプティクスの長期に渡たる共同研究に締結しました。

ツァイスは今後、NABUの2つの活動、「Hour of the Garden Birds」Zと「Hour of the Winter Birds」をサポートしていきます。このパートナーシップのゴールは、自然の美しさを楽しむため、またバードウォッチングへの関心を引き出すために、新しい魅力を伝えていくことです。そのため、Zeissはバードウォッチングに関する全てのビデオシリーズのサポートも行っています。

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海に住む魅惑の巨体

クジラは、寸胴な身体を持ちながらも、その大きさと優雅な動きで人々を魅了してきました。細かく観察するためには、初めは双眼鏡が必要でしょうが、鳥とは違い、クジラ観察は直接目で確認しながらできます。光学的にも、広い視野と安定したイメージが持てることので、乗り物酔いせずに姿を追おうとする時にアドバンテージとなります。ほぼすべての海で、世界に存在している90種類のクジラのうち一種類は発見することができるでしょう。ただし、多くを見つけるにはボートで行く必要があります。ヨーロッパでは、ビーチからどこにクジラがいるか目星をつけることができます。

ドイツにあるリゾート地、ジルト島には、多くの旅行者が世界最小のクジラに会いに来ます。そしてなぜ「フリッパー」が北海にいるのか驚きます。一目見てイルカだと思われるこの生き物は、ネズミイルカです。一番長いもので、鼻から尾びれまで2.5mほどあります。穏やかな性格なので、イルカのようにジャンプすることはほとんどありません。主に北海やバルチック海の沿岸部の浅瀬に生息しており、生存ために身体が小さいのです。

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新しいスポッティングスコープの名前となった鳥

ギリシャ神話の中で、ハーピー(オウギワシの語源)は猛禽類と人間の女性を合わせたものとして描写されています。悪魔の化身、特に欲望を擬人化したものとして描かれています。嵐を司っており、非常に素早いため、難攻不落の生き物です。また、ゼウスの代理として、人間を殺したり、魂を奪っていくのです。アストリッド・リンドグレーン著の児童書「山賊のむすめローニャ」の中でも、ハーピーはローニャやローニャの友人ビルクに何度も襲いかかる敵として描かれています。

そのような恐ろしい神話の生き物の名前を付けられたこの鳥の、一体何が特別なのでしょうか?一つは、猛禽類の中で最も大きな鳥の一つであるということで、実際に、最も強い猛禽類でもあります。翼幅は2mもあり、オスよりも重いメスに至っては、体重が9kgもあります。写真はほとんどありませんが、生存している多くから、凄まじく強固なかぎ爪で狩をしている姿を見ることができるでしょう。オウギワシの後ろのかぎ爪は、7cmにも成長するのです。

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新製品ツァイスVictory Harpiaスポッティングスコープのご紹介

9月11〜13日に、ツァイススポーツオプティクスはハンブルグの街にゲストを招き、新製品であるツァイスVictory Harpiaスポッティングスコープを紹介しました。これは、2018年4月に販売される予定です。ゲストは製品デモに参加するだけではなく、愛鳥家団体の傘下であるDachverband Deutscher Avifaunisten (DDA)から話を聞く機会もあり、環境保護団体NABUハンブルクの協力のもと、ヴェーデル湿地にあるカールツァイスバードステーションへボートで訪問もしました。

その道中で、ゲストはその場で、3ステージの広角ズームを組み合わせた革新的な光学システムを搭載した新しいスポッティングスコープを体験しました。

マルコ・ゾンマーフェルトが代表を務めるカールツァイスバードステーションのエントランスにある黒板には、現在のヴェーデル湿地で見ることができる鳥の情報が記されています。

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ツァイスチームが230種を発見

WP内の24時間レースでは、一体どのくらいの種を記録することができるでしょうか?90年代の終わりから今世紀の始めにかけて、記録は特にフィンランド、フランス、エストニアといった国で延びていました。中でもエストニアでは、ミカ・ブルーン氏、サンサ・カイレニウス氏、ユカ・カハヴァ氏、ヤン・ノードブラッド氏によるフィンランドのチームによって、1998年5月25日に全190種としてヨーロッパ記録が樹立されました。この後、トラミュンタナバーディングチームが2004年に初めて200種に到達し、SEO/BirdLife主催のスペインのバードレースにて優勝し、2005年に202種、2006年に204種、2007年に217種と記録を上げていったのです。これは過去10年間の、間違いなく最高のヨーロッパ記録です。

レースの詳細はブログ(www.tbt.cat)で見ることができ、色々な写真と各チームの毎年の記録も確認できます。これは、ジョルディ・サガタル氏、オリオール・クララブチ氏、デリ・サーヴェドラ氏、アライックス・コマス氏、ポン・フェリウ氏、ジョアン・カルレス・ギミショ氏からなるカタロニアのチームが提供してくれています。春の渡りの季節に多種多様な種がヨーロッパで記録されているのは、スペインの北東部に幅広い生息地と海抜があり、海と沿岸湿地から高山牧草地を伴った高い山々、また、大草原地域と様々なタイプの森があるからで、1日に200種以上を発見することができるのです。

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ステファン・グロワツ氏とマルクス・ドーフライトナー氏が挑む「黒い壁」

シークシュピッツェ山に続くホレンタル街道は、ホレンタレンジャーハットよりも400mも高い北向きの崖です。有名なアルプスの北壁と同じ部類とまではいきませんが、この「黒い壁」は5.11aグレードのクライマーたちにとって、非常に挑戦しがいのある崖で、ヴェターシュタイン山脈でのクライミング経験がある人にとっては、一番キツイ崖でしょう。ドイツのクライミング先駆者であるステファン・グロワツ氏と友人でガルミッシュ=パルテンキルヘン出身のマルクス・ドーフライター氏は、数年に渡り、この崖を登ぼる計画を立てていましたが、なかなか実現せずにいました。しかしついに、チャンスが到来したのです。壁面での彼らのドリームルートは、「落ちる水滴」という程、垂直でした!

アルプスの登山家たちは、それをダイアティッシマ、まっすぐな道と称します。簡素でかなり危険なところです。これは、道具に頼らずフリーで登っていくレッドポイントとして知られ、ケーブルとボルトのみで安全を確保していきます。二人のクライマーはライトやルートマップを使いながら、崖の構造を探るため、双眼鏡と写真を用いました。残念ながら、最初に予定していた登攀開始日は、天気のせいで延期になりました。しかし、2017年7月4日に、ついに登り始めることができたのです。美しい日の光、青い空、そしてグリップに溢れた乾いた崖は、初日を迎えるのに最高のコンディションでした。

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スー・ゴフ氏とグレッグ・コンウェイ氏によるツァイス双眼鏡のレビュー

ツァイスVictory SF 8 x 42双眼鏡は、決してお手頃価格とは言えませんが、ハイエンドの光学系を買うなら、この双眼鏡は素晴らしい画、高い構造品質、そして購入後の行き届いたサービスが期待でき、また実際に受けることができるでしょう。しかし、ツァイスVctory SFを選ぶべき理由は何でしょうか?長きに渡り、ツァイスや他のマーケットリーダーたちは、鳥の光学系に関して、「ロールス・ロイス」のように市場を席巻していました。しかし流行りが変わり、他のモデルが最近の愛鳥家たちのお気に入りとなってしまったのです。そこで、彼らを引き戻すため、ツァイスは新しい製品を作りました。ただ、ツァイスの双眼鏡と同等のモデルを見てみると、ほとんどの人が画の違いに気づかないでしょう。ではなぜ、その中で敢えてツァイスを選ぶべきなのでしょうか?

ツァイスの双眼鏡は長いながら、軽量です。今まで、重すぎて長時間の使用では首にかけられない双眼鏡をたくさん見てきましたが、これは大丈夫です。また、他のメーカーの分厚いバレルと比べると、細く長いバレルなので、持ち易さもあります。接眼レンズの端にある、内部の「部品」の配置を新しくしたことにより、バランスも素晴らしく、使っている時に重さを感じような仕様になっています。さらに、画の違いも発見しました。私はこの、自然な色合いが非常に気に入っています。眩しくもリアルな、また予想もできなかった程の三次元の世界を映し出し、視野幅も卓越しているのです。また。1.5mの近距離フォーカスのおかけで、虫観察では、思いがけないほど素晴らしい、夢のような界を見せてくれるのです。

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ドイツの運河でのデジスコーピング

地面が、私を囲うように溢れかえっています。昨晩の冷たく激しい雷雨のせいですが、昨日の暑さを鎮めるまでには至らなかったようです。朝の5時ごろ、自然界の圧倒的な美しさが、ライン川の支流の中に姿を現しました。

蘭を発見し、眠りから覚めたばかりの自然を観察し、そしてツァイスConquest Gaviaという新しいスポッティングスコープで鳥たちの魔法ようなイメージを捕らえるため、この運河、森、そして牧草地を通っていきました。

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